いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

驚愕したので書いてみた

更新です。

 

今回の話題はこれ↓

「最近触れた作品から思うこと」

 

はい。最近、このブログの更新が滞っていた間に、色々な作品群に触れました。

■ 映画「硫黄島からの手紙

■ 映画「父親たちの星条旗

■ 映画「プライベート・ライアン

■ 映画「シッコ」

■ アニメ「幼女戦記

■ アニメ「鋼の錬金術師

■ 書籍「ルポ 貧困大国アメリカ」

■ 書籍「ルポ 貧困大国アメリカII」

 

 

その他にもありますが、雑多なものなので割愛。

 

これらに触れる前から薄々感じていたことですが、「表現者はメディア(媒体)を選ばないんだなぁ」と改めて思いました。

たぶん、自分が本当に伝えたいメッセージを一番届けやすい(あるいは受け入れられやすい)メディアに乗せて発信してるんだと思う。

だから、受信者側はメディアだけでメッセージが発信されているか否かを判断しちゃいけませんね。

そこら辺は広くアンテナを張って神出鬼没な表現者をキャッチしたいものです。

 

さて、今回意識的に選んだテーマは「戦争」です。

そして、youtube堤未果さんの対談番組を聴いて思わず手を伸ばしたテーマが「アメリカ」。

あと、ずっと気になっていたけど観る機会がなかった「鋼の錬金術師」 笑

 

まず、「鋼の錬金術師」から入ると、意外と考えさせられるメッセージが入っていました。

・ 私が私たる所以は何か?(外見?記憶?身体?魂? ん?「魂」とは何か?)

・ 権力は頭から腐る

・ 「等価交換」は幻想だ。でも、私は努力(という代価)が報われる世の中を望む。*1

私はこう受け取りました。

この作品、実は1つ目のメッセージがメインだったりしないかな。

原作はどうだか知らないけど、アニメ版はどちらかというと、1つ目を繰り返し問いかけていたような。

あと、錬金術の仕組みはとっても面白いアイディアだった。

 

次は、「幼女戦記」。

名前がアレですが、中身は結構面白い。amazonのレビューがなかったら絶対に手を出していない作品でした。

みんなが平和を望むのに、世界情勢はなぜか平和から遠ざかる方向に転がっていく。

戦争を終わらせるために戦争をする。

そんな人間の愚かさを架空の世界の(でも、現実に起きた戦争と何処か似ている)戦争を通じて描いた作品。

 

そして、「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」「プライベート・ライアン」。

硫黄島からの手紙」と「父親たちの星条旗」は対になる作品ですね。

戦争は、お互いがお互いをただただ破壊する営み。

ただ、それだけのようです。

基本的にはそこに個人の感情はなくて、ただ自分を破壊しに来る相手を破壊するだけ。

負けた側は勝った側に徹底的に破壊される。

でも、勝った側も、帰国すれば、身を挺して守ったはずの自国民の無知とある種の無関心によって自分自身が破壊される。

ただ、それだけ。

「働かざる者食うべからず」なんて言葉があるけれど、本当に「働いた者」も食うことはできないらしい。

要は「いまこの瞬間に経済的な利用価値のある人間」だけが生かされるということなのだろうか?(たぶん、現実はそういうことなのでしょうね。)

 

最後に「シッコ」「ルポ 貧困大国アメリカ」「ルポ 貧困大国アメリカII」。

「ルポ 貧困大国アメリカII」はまだ読み終えていないけれど、前の2作品は衝撃的な内容でした。

あまりにセンセーショナルな内容なので、相当な脚色があると考えた方が安全ですが、それを差し引いてもかなりキツイ内容。

政治家がカネで買われることの恐ろしさを思い知らされました。

いったい、人間はどこまで他人を踏みにじることができるのでしょうか。

 いま、米国のトップに君臨する人たちは、いったい何者なのでしょうか?

もはや米国市民でないことは確かです。

そのうち日本もこうなるとしたら、と考えると恐ろしすぎる。

でも、もう既に日本の政権中枢も官僚の上層部も、いったいどこの誰なのかよくわからなくなってますよね。(いや、名前も顔も知ることはできますが。)

 

こういうことを知ると、やっぱり「勉強すること」の一義的な意味は「他人に殺されないため」だと思うんですよ。*2

さらに付け加えるならば、「他人に『合法的に』殺されないため」でしょうか。

 

ここから先、さらに世の中が混沌とするでしょう。

そんな中で「勉強しない」という選択は、「他人に『合法的に』殺される確率」を格段に高めると思うのです。いや、マジで。*3

 

*1:でも、結局は等価交換になってた気がするけど。。

*2:勉強と言っても、学校での「お勉強」ではなくて。

*3:まぁ、勉強しすぎても殺されますけどね。