いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

まとめてみたので書いてみた

更新です。

 

今回の話題はこれ↓

日本株投資のこと」

 

はい。

前回は、投資の雑感を書いて投稿しました。

今回から複数回に分けて、各投資先について雑感を書いていきたいと思います。

 

前回の記事投稿後、「で、結局実際の日本株の投資成績はどんななんだろう?」と思い、株式取引報告書から手作業で集計してみました。

 

結果はこんな感じ。(多少データに欠けはありますが、大枠では外してないはずです。)

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これは確定損益の積み上げグラフです。

金額は生々しいので控えておきますが、大した額ではありません。

 

つぎに投資額の推移です。

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下に行くほど株を買っている(=ポジションを持っている)状態を表し、上に行くほど株を売っている(=イグジットした)ことを表しています。

 

ちなみに、集計方法の違いから上と下の積み上げグラフの日付にずれがありますのでご注意を。

 

ちなみに、年間の売買回数はこんな感じ↓

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集計してみて気づいたこと

3つの期間

2016年〜2020年までの投資実績を眺めると、どうも3つの期間に分かれているようです。

ビギナーズラック期間 (2016年〜2018年初頭)

この期間では比較的有名な銘柄を買っています。

ただ、株式取引に比較的慎重な時期でもあり、取引回数自体も年間50回程度に収まっていました。

ポジションを持っている期間も数ヶ月単位だったのだろうと思います。(集計してないけど)

投資額も少額なので、株価が下落しても大したダメージを負わず、投資額の割りには大きな株価上昇も経験したため、トータルとしてはプラスになっています。

ヤケド期間(2018年初頭〜2018年11月頃)

ビギナーズラック期間を経て、「なんだ、イケるじゃないの」と調子に乗りました。ビギナーズラック期間と同じような投資の仕方でなんとなく有名な銘柄を気分で頻繁に買って、投資額を膨らませました。

その結果、今まで目立たなかった1銘柄あたりの含み損が無視できない額になり、積もり積もってビギナーズラック期間の利益を飛ばし、利益のピーク額以上の損失を抱えてしまいました。

気付き期間(2018年11月頃〜現在)

ヤケド期間を経て「これは投資の方針が間違ってるのか?」と思い直し、四季報なんかを買いながらバリュー株投資を真面目に意識し始めました。

そこで、銘柄選定の基準を変えて勉強のために少額で多数の銘柄に打診買いしてみました。

ここからは、自分の中で根拠を持ちながらの投資になったので自信を持って投資額を膨らませていきました。

2019年の年末、何を思ったか一旦膨らんだポジションを一気に解いていますね。

このタイミングのポジション解除で一気に利益を確定させました。

このとき考えていたことは、たしか「そろそろ怖い」とかだったと思います。

コロナってこの頃に出てましたっけ?(あんまり覚えてないけど)

 

その後に来るコロナショックを考えると深追いせずに一旦引いてよかったです。

 

損はダラダラ、利益は段状

集計の方法で見え方は変わるものの、一番最初のグラフにみられるように「損はダラダラと膨らみ、利益は階段状に突然上がる」ようです。

このグラフを見て気づいたのですが、これは投資している感覚としても合っています。

 

利益が階段状に上がるワケは、大きな利益を出す銘柄がほんの一握りだからです。

 

ここから推測されることは、

『「それ以外の銘柄」でどれだけ損を出さないかがポイントではないか?』

ということ。

 

私にとって、これは大きな気づきです。

たしかに、買う銘柄の大半はパッとしません。

上がらないどころか、ゆーっくりと下がっていく、そんな銘柄ばかりです。

だけど、10数銘柄の中で1銘柄だけが突然爆上げして含み損状態を一気に大きな含み益状態に変えてしまうような事象を何回か見てきました。

 

最初は「ほかの銘柄の投資をやめとけばもっと利益が出たのに」と思っていました。

でも、投資で利益が出る時って多分こういう感じなんでしょうね。

 

あとはいかにパッとしない銘柄の中でもまだマシな銘柄を選別し、突然爆上げするような銘柄を選ぶ確率を上げるか、という「精度」を上げる工夫改善を続けていく姿勢を保つことがいいのかな。

 

落ち着ついた取引が吉?

あと気になるのは、年間の取引回数です。

だらだらと損を出していた2018年は相当頻繁に取引をしていました。

ほぼ毎日のように株を売り買いしていた月もありました。

 

利益を出し始めてからはじっくりと銘柄を見極めてからの投資となったので、自然と取引回数が減っていきました。

 

少しずつ長期目線で株ができるようになった証かもしれません。

 

会社の業績推移を真面目に読むようになってから大負けの確率は減った

中長期でみたらやはり過去3,4年の会社の業績は見ておいて損はないなと思いました。

環境変化等の外的要因で株価が下がることもありますが、会社の業績がよければ「いずれ戻る」と自信を持ってホールドできます。

ホールドできる握力は将来に対する楽観を持てなければなかなか強くならないことを実感しました。

 

2018年11月ごろからの打率の良さを見る限り、この方針で大間違いはしていないようだということがわかってさらに自信がつきました。

 

 

振り返って

日本株取引自体はトントンで、配当分がプラスになってるかなと予想していたので、思ったより利益が出ていてよかったです。

なにより、最近の打率のよさを感じることができましたので今の投資方針に自信が持てました。

私の場合は、ファンダメンタルズ投資が性格的に合っているようです。

 

・・・調子に乗って大ヤケドしないようにぼちぼちやっていきます 笑