更新です。
今回の話題はこれ↓
「リベラルアーツ」
はい。
今日はなんだか飲みたくなって外食中。
人を待つ間の暇つぶしに書いてます。
今朝、ネットでニュース動画を見ていたら、「いま、ビジネスにリベラルアーツが効く」的なものが流れてきて、なんとなく引っかかったので思ったことを書いてみます。
そのニュースでは、「絵画をじっくり見ることで判断力が養われる」的なことを言ってました。
曰く、「フェルメールの光の描写や、その絵で受ける印象、作者が何を描こうとしたのかなどを考えることで感性が磨かれ、いまのビジネスで必要な判断力が養われる」とか。
うーん。。
これを「リベラルアーツ」と呼ぶのは、私的にはなんか違う。
芸術が尊いとされている理由は「目的が手段に堕ちない『人間ならではの』営み」であるからだとハンナ・アーレントさんに習った。
私はこれを「芸術はなんの役にも立たないからこそ人間的な営みであり、尊いのだ」と解釈している。
だから、判断力を鍛える「ために」絵画を使うのはどうにもじっくり来ない。
リベラルアーツって、現世の価値観から離れた空間、時間にあった価値観を想像して「一理あるね」と納得することだと考えてます。
…まあ、こんなこと書いてる時点でリベラルアーツとは遠いところにいる証拠ですが。