更新です。
今回の話題はこれ↓
「これだけは書きたい」
はい。
元ネタはこれです。
政治の話はもう書きたくもないのですが、これだけは書かせてください。
「いつまでも国民から無限の信頼を得られると思わないでね。」
技術の進歩で仮想通貨も登場している今、法定通貨さえ相対化されてきています。
その中での気づきとして、お金とは「債権と債務の記録を改ざんされることなく残せて、かつ、適切な取引の際には誰でも簡単に記録を更新できる仕組み」という側面がある、という知見を得ています。
また、そのような厳密さを求められる記録媒体を不特定多数の人間が介在する状況で運営する仕組みが民主化された。
また、国が国民全体に「面倒みきれんから投資でもして老後の生活費を確保してね」なんて言い出すと、国民は自然と海外やオルタナティブなアセットクラスまで目に入ってくる。
さて、この状態でMMTまがいの変な政策を取り続けたらどうなるか。
私ね、国民は日本円を捨てはじめると思うよ。
「国の借金の大半は国内での貸し借りで収まっている」とか「統合政府の考え方で言えば借金などない」とかいうロジックはさ、国に対する国民からの無限の信頼があっての話だと思うんだよね。
政府が発行する国債を日銀が買い取るって、私にはお金がもつ「債権と債務の記録媒体」という根幹の性質が揺らぐ話だと思うから。
唯一の救いは、仮想通貨による通貨発行権の「民主化」だと思ってます。
私らは地域単位で経済を興せるようになった。
もし今の通過体系が破綻した場合、私らの経済活動の再興は地域やコミュニティごとに発行される仮想通貨から始まるように思う。