時事ネタではなく書いてみた
更新です。
今回の話題はこれ↓
「どっちに合わせてどっちを変える?」
はい。
最近、時事ネタか音楽ネタしか書いていなかったので久しぶりにそれ以外のことを書きたいと思います。(今回は無理矢理ひねり出してる記事なので、自分の中でイマイチな記事になりそう...)
新年度だから、ということで書くわけではないのですが、「習慣化」について数年前から考えていることをひとつ。
何かを自発的あるいは強制的に習慣化しようとするとき、2つのアプローチがあると思います。
「ルールに合わせて自分を変える」か、
「自分に合わせてルールを変える」か。
年の始めや年度の始めに、「よし、今年は健康のために毎日10km走るぞ!」と決意して取り組むのが前者の例。
久々に体重計に乗って、「うわ、ヤバっ!ちょっと走った方が良いかも…。でも、どうやったら続けられる?」のような流れで取り組むのが後者の例。
私の場合、学生時代には前者のアプローチしかとってきませんでした。
良く言えば真面目な性格ですが、要は、頭が堅かったんです。
まぁ、本やテレビなんかでは、信念を持って継続することで大成した人の話なんかが多いですし、学校でも「目標を定めて、それに向かって努力しましょう」的な思考を何度も何度も刷り込まれていましたから、仕方ないところもありますけどね。
そのおかげで決めたことを継続できた試しがありません。笑
たいていは1週間以内、長くても3ヶ月が限度でした。
「あぁ、自分ってダメ人間なんだなぁ」なんて思ったりもしました。
でも、今になって思うと、取り組むことについて余程好きか相当な執念がないと「ルールに合わせて自分を変える」ことなんて出来ないですよね。(私の場合は、ですけどね。)
その思考パターンから脱却するきっかけは、初めて一人暮らしをしたとき。
その時に、私が直面した問題は「洗濯」でした。
やる前から面倒くさい仕事であることは明らかでしたが、こればっかりは継続しないと社会生活が難しくなります。
そこで、「最低限のクオリティを保ちつつ、持続可能な衣類の管理」という視点で洗濯の作業をサボる方法を考えました。
まずは、通常(と思われる)のサイクルを一通りやってみました。
服を着る → 洗濯物を溜める(数日分) → 洗濯機でまとめて洗濯 → 干す → 服を取り込んで畳む → 服を着る
とりあえず、2ヶ月ほどやってみたところ、こうなりました。
服を着る → 洗濯物を溜める(数日分) → 洗濯機でまとめて洗濯 → 干す → 服を取り込むが畳まず → 服が山になる → 服を着る → 洗濯物が服の山に混じる → 洗濯物が溜まらず → 洗濯機を回さない → 洗濯していない服を何回も着る → 服の山が崩れる → 部屋が散らかる
見事に破綻 笑
ここで、サイクルが破綻した原因は「取り込んだ服を畳まない」ことでした。
おそらく、どんなに悔い改めたところで、一人暮らしの私にはこの作業を継続的に実行できません(断言)
そこで、物干し竿にかかったハンガーをクローゼットにダイレクトインすることにしました。
すると、サイクルはこう変わります。
服を着る → 洗濯物を溜める(数日分) → 洗濯機でまとめて洗濯 → 干す → 服を取り込んでハンガーに掛けたままクローゼットにダイレクトイン → 服を着る
これはうまく回りました。
ちっさいことですけど、この時に「あ、自分を変えなくても、やり方を変えると、それなりにうまくいくんだ。」って思ったんですよね。
みなさんも新生活で新しいことを始めようとするときは、
「ルールに合わせて自分を変える」と「自分に合わせてルールを変える」
を区別すると続けやすい方法が見つかるかもしれませんよ。
たぶんね。