いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

念のために書いてみた

更新です。

今回の話題はこれ↓
「念のため。」

はい。
これから書くことは別に恐怖を煽るわけでもなんでもありません。
自分でも真面目に書くのは相当に大袈裟だと思いますし、煽りと受け止められてもしょうがないのですが、
最近は日本でも核シェルターが売れているという話もありますし、「単なる知識として」知っておく分には特段の損はないのかなと思いますので。

ふと、前に読んだ本を思い出しました。その本に書かれていた内容を紹介します。
theta-proto.hatenablog.com

さて、上の本では何らかの理由で大都市が壊滅的なダメージを被った場合にどのように生存し、科学技術を再起動するか、というテーマで考察されています。

その中にはこのような記述があります。

破局後に人口が大減少したあと、寂れた大都会を包む静寂は最初のうちはかなり不気味だろうが、やがてかなり快適になるかもしれない。それでも、廃墟の都市は再建のために必要な材料をあさるうえでは驚異的な宝庫となるだろうが、そこに暮らし続けられる可能性はまずない。
 災害直後には、建物が密集した地域の最大の問題は、大破局で命を落とした人びとの大量の死体だろう。衛生的な方法で死体を撤去し、処理する組織的な公共事業がなければ、最初の数ヶ月間に腐敗臭が耐え難いものになるばかりか、腐敗と分解によって深刻な健康被害が生じるに違いない。どんな災害でもそうだが、汚染された飲料水によって伝染する病気は大きな問題となるはずだ。
 しかし、田舎を一年あまりうろついて、ほかの生存者を探したあとは、さまざまな設備のある都市へ戻ってはいけないのだろうか?実際には、現代の都市のきらびやかな超高層ビルだけでなく、そこそこの高層マンション群ですら、文明が崩壊すれば事実上、住めなくなるだろう。こうした高層ビルは、現代のインフラに支えられなければ機能しない。空調や暖房設備を動かすための電気やガスがこなければ、室内の温度・湿度は不快なものとなり、調整は難しいだろう。
(中略)
都市によっては、技術に支えられたバブルがはじけた途端に環境がたちまち人の住めないものに変わるところもあるに違いない。ロサンゼルスやラスヴェガスのような都市は、非常に乾燥した土地や砂漠だった場所に不釣り合いな規模で建設されているので、遠隔地から水を供給する送水路の維持管理ができなくなれば、急速に干上がるだろう。一方、ワシントンDCはもともと沼沢地だった場所に建設されているので、その反対の問題に直面し、排水ができなくなれば元の状態に戻り始めると思われる。

さて、東京はどうかというと、こんな話があったりします。
www.videonews.com
www.risktaisaku.com


一部では、現段階ですでにポンプで排水し続けてようやく乾燥した(水に浸かっていない)土地を維持できている地域がある、とのこと。


この機会に私たちが置かれている状況(文字通り「足元」)について考えてみても良いのではないでしょうか。




…それにしても、このタイミングで衆院解散の話が出るなんて、正気の沙汰とは思えない。。