いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

投資の所感を書いてみた

更新です。

 

 今回の話題はこれ↓

「投資を1年ちょっとやった感想」

 

はい。

今回は、私が投資を1年と少しの期間体験して感じたことを書きます。

まず、これまでの変遷を書くとこんな感じです。

 

外貨預金

最初に、銀行の外貨預金に挑戦しました。

「銀行の商品だし、株より安全かな?」という素人考えで手を出しました。

しかも、外貨預金でありながら短期売買をするという愚行。

 

やりはじめてから色々と勉強して気付いたことは、「外貨預金なんて銀行に寄付しているようなものだ」ということ。

ネット銀行でしたから、一般の銀行よりも手数料は安かったとはいえ、それをやるならFXの口座開設してレバレッジ1倍でやるべきです。

 

ということで、撤退しました。

唯一の救いは、素人が銀行に手数料を取られながらも元本を毀損しないで微益撤退できたこと。

これはもう奇跡です。

 

国内個別株

次に、NISA口座を開設して個別株に挑戦しました。

ただ、単元株を買うほどの種銭はないので、単元未満株に挑戦しました。(というか、今でも続いています。)

 

ここらへんの売買記録は、「いいかげん投資日記」という別ブログで公開しています。(最近サボってますけどね)

 

始めた当初は、徐々に買い増して単元株にしよう、と考えていました。

でも最近は、「買い増して単元株に」という意識はなく、「私がどの程度大局観(相場勘?)を持っているか?」ということに興味があり、買っているようなところがあります。

もはや趣味です。

 

なぜ心変わりしたかというと、国内株の相場は、値動きが荒くて大きなポジションを持つには、運用面でも精神衛生面でもあまりに危険すぎることに気付いてしまったからです。

 

投資信託

さて、ここからが本当の意味で「投資」あるいは「資産運用」として位置づけている部門になります。

長期的な運用である程度大きなリターンを目指したい、ということで以下の投信を積み立て設定してほったらかしてます。

 

  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
  • EXE-i新興国株式ファンド
  • i-mizuho東南アジア株式インデックス

 

私の投信選びのポイントは、

  • 投資対象が日本以外 ノーロード(販売手数料なし)
  • 信託報酬1%未満
  • 分配金を出していない
  • ファンドへの資金流入超過の月が多い

ということ。

長期の資産運用において、スタート時の種銭や初期の運用益は、「複利効果」の恩恵を最も受けることになりますので、今の額面よりはるかに大きな意味を持ちます。(だから「元本は死守しろ」と言われるんだと思います。)

ということで、信託報酬や分配金にかかる税金など、運用効率を下げる要因をなるべく排除して運用することにしています。

 

海外ETF

最後に行き着いたのがここ。これも買った後はほったらかし。

このセクションでは、自分で選んだ銘柄と、ロボアドを通じて保有している銘柄があります。

 

自分で選んだ銘柄はこれ↓

HDViシェアーズ・コア 米国高配当株ETF

KXI:iシェアーズ グローバル生活必需品ETF

 

ロボアドは、ウェルスナビを使っていますので銘柄はこんな感じ↓

VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

VEA:バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF

VWO:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF

AGG:iシェアーズ・コア 米国総合債券市場ETF

GLD:DPDR ゴールド・シェア

IYR:iシェアーズ 米国不動産ETF

 

(もし興味があればどうぞ↓)

 

ちょっと前までは、LQDとかPFFを買っていましたが、下に書いたようなことに気付いてしまい、KXIに乗り換えました。

 

今までの経験を通じての感想

私の個人的な経験を通じて、投資に関する所感を書きたいと思います。もちろん、置かれた状況が変われば、投資戦略は変わると思います。また、私自身、投資歴がまだまだ浅いので、移ろいやすい一個人の見解としてお読みください。

 

もし投資を始めるなら、投資額は「小さく入り、徐々に大きく」を心掛けるべき

投資をはじめようと意気込んでいた当初と今では相場の見え方がだいぶ変わりました。 投資によって利益を出す方法には、様々な種類があります。 そんな中で、自分の投資戦略について

 

「ストックの値上がりを重視するか?フローを重視するか?」

 

という軸で考えられるようになってきたのが一番の成長だったように思います。

ただ、キャピタルゲイン vs インカムゲインという構図は、薄らいできたような・・・。 (この対立の図式って、上の軸と似てますけど、何かが違うような気がするんですよね。)

もちろん、こういう考え方は、投資において基本中の基本なので、投資関連のどんな本でも、読めばたいていは書いてあるとは思います。

ただ、書いてある知識を飲み込むのと、実際の投資を通じて体感することの間には、結構な溝がありました。(私の場合は、ですが。)

 

それと、運用方法には向き不向きがありますので、どうしても試行錯誤が必要です。

何事もそうですが、はじめたばかりのときは一番失敗する可能性が高い時期なので、最初から有り金を全部投じるというのは、考えものです。

 

外市場と日本市場は様相がまるで違う

海外ETFをはじめてしばらくしてから気付いたことですが、海外市場(特にアメリカ市場)と日本市場は様相がまるで違います。

特にETFをやって、ドル建てETFの安定感に驚愕しました。

そして、いかに日本市場が為替の影響を受けているかを痛感したのです。

 

特に、ウェルスナビというサービスを使うと為替の影響が一目瞭然です。

 

同じ銘柄の値動きを見ているはずなのに、ドルで見た時と円で見た時で景色がまるで違います。

日本人は投資に消極的だ、と言われますが、もし米国市場が日本市場のような値動きなら、アメリカ人だってそこまで積極的に投資しないのでは?と思うのですが。。

 

長期投資に挑戦するならば、今の利回りに惑わされない方が良い?

これはつい最近気付いたことです。

まだ確証はないのですが、恐らく、長期投資の場合は、配当金や分配金の利回りよりも、評価額の増加率とそのトレンドの安定性の方が重要だと思います。

 

なぜなら、利回りが常に1%の銘柄があったとして、1年間の評価額の増加率が10%であれば、1年後の実質利回りは1.1%になります。

さらに1年後、評価額が10%増加するなら、次の年の実質利回りは1.21%になる。

こんなことが毎年続いたらどうなるか。

評価額と利回りの両方が年を追うごとに雪だるま式に増加することになります。

 

だから、長期投資が可能ならば、私たちがするべきことは長期投資に適した銘柄を選んで買うだけ。あとは「時間」が過ぎるのを待てばよい、という状態になるんじゃないかな?(実践中)

 

長期的な価格の変動は収益構造を反映している?

探せばわかりますが、米国株式市場には、ここ何年も株価が直線的に増加し続けている銘柄が存在します。

 

こういう銘柄に対して「いくら何でも、そろそろ下がるだろう」と考えて買い控えるとか、押し目を待つ、という考えは持たなくなりました。

こういう銘柄(特にETFの場合)は、気分で値段が上がり続けているワケではなさそうだ、という感想です。

 

仮に何かのタイミングで、大きく価値を落としたとしても、収益構造さえ有効に機能しているならば、放っておけばまた回復していくでしょう。

むしろ、株価の下落は大バーゲンセールです。

だから、長期投資の場合は、今の株価に惑わされずに「買おうと思ったとき」に、「買おうと思った分だけ」買えばよいと思います。

 

ただ、いつ大バーゲンセールが開催されるかわかりませんので、常にいくらかの余力は保っておきたいところです。

 

 

長々と書きましたが、これが私の1年の成果です。

まぁ、外貨預金してたときよりはかなりマシな投資家になったかな 笑

 

最後に、私が投資本の中で参考になった本をご紹介。(本の林コーナーではないけど、これは関連本がないのでここで出します)

こういう分野の本はあまり読んでこなかったので何とも言えませんが、ひとりの本読みの直感としては、たぶん、良い本の部類だと思います。