更新です。
今回の話題はこれ↓
「無駄なことができる贅沢」
はい。
今日は髪切り•買い物•本屋巡り。
やりたいことは8割できたけど、感覚的には6割くらいしかやってないような気分で、満足度は70%ってところ。
ま、こんなもんか。
で、本屋をふらふらしてたら電通のワカモノなんたらってグループが出してる「今どきの若いモンを分析しました」的な本を発見し、
「お。おっさん(?)らはこの世代をどんな風に理解したんだ?」
と、パラパラ。
挿絵からの推測も多分に含んで紹介すると、ワカモノが育った社会的な背景の分析や、アンケート結果などから、ワカモノの分類や、全体的なメンタリティを推定し、最後はそれらの知見をマーケティング戦略に組み込んだ事例を紹介している内容だと思われる。
キーワードの拾い読みした感じだと、さすがは電通、結構良い精度で我々の生態を捉えているように思う(少なくとも、自分の感覚とのズレは少ない)。
電通なんて資本主義の権化みたいなイメージで、資本主義なんて言うと格差やら貧困やらマネーゲームやらというようなやや不快な言葉を連想させるのですが、自分と全く違う考えをもった得体の知れない人達について真剣に理解しようとして、その在り方を(たとえ表面的であっても)認めなければ生きていけないというルールを体現する意味では、やっぱりそれなりに上手い仕組みだな、なんて思ったり。
買ってしっかり読もうかとも思ったんですけどねぇ、買って読むには、チャラいというか、軽いというか、内容が薄い(キーワードが表現する以上の内容が少ない)わりに値段が高い気がしたのでやめました。
ま、大抵コスパを気にした時点でその本は「ナシ」ですね。
本はタイトル•ジャケット•直感で買ったときの方が当たりを引きやすいものです。
その代わり、数年前にネットで見つけて買おうか悩んだ末に見送って以来、なかなか出会えなかった本を文庫版で再発見しシリーズ3冊まとめて即買い。
ただ、これは積ん読になる雰囲気が漂ってる。。
うーん…まぁ、いっか。。
帰宅後、『断片的なものの社会学』を再びつまみ読み。この本は何度でもつまみ読みできる。
そしてネットでこの本の書評を見る。あ、この本って賞取ってたのね、と今更ながら気付く。
https://booklive.jp/review/list/title_id/372481/vol_no/001
ここのコメントたちもとても良い。著者ももちろんそうなんだけど、ここにコメント書かれたみなさんも言葉の選び方上手いなぁ。
ネットでこんな心地よいコメント群を読むのも珍しい気がする。
やっぱり、いい本だ。
あれ?今回の話題なんだっけ?
ま、いっか。