連投です。
今回の話題はこれ↓
「博物館」
はい。
最近結婚した友人から頂いたハムをつまみながらの更新です(この一年で一番、家にビールがないことを悔やんだ瞬間です)。
ちょっと前に結婚式の2次会に参加したのですが、私が来たことになんだかえらく感謝されまして、わざわざ贈ってくれました。
幸せな家庭を築いてくれたらいいな、と思いながらパクリ。
—— 友人の結婚式やその2次会の案内が届くといつも必ず思い出すのは、某居酒屋チェーンのトイレにある『親父の小言』、「冠婚葬祭は怠るな」と、学生時代に師匠が言っていた「枯れ木も山の賑わい」。
ハムを切りながら「親父の言った通りだな」なんて。
やっぱり冠婚葬祭は大事なんです。(ハムのためじゃなくて)
ま、こんなこと本人には勿論、他の誰にも言う機会はないでしょうが。
さて、本題。
今日は旅館から直帰ってのも味気ないので寄り道しながら帰りました。
有名(そう)な神社があったのでお参り。
自分で行っといてこんなこと書くのはおかしな話なのですが、有名な神社ってのは、なんでいつも観光客がいるんでしょうね。
そんなに信仰心もないし、神社仏閣が好きというわけでもないのですが、なんだか知らんが私みたいな「ちょっと行っとくか」的な人がやたらといる。
そこで何するって、社の前で小銭投げて、お辞儀して、手叩いて、お辞儀する。
もうわけわからん。
でもやっちゃうんだな、これが。
んで、一通り「儀式」をして気が済んだ後はそこら辺を散策。
見知らぬ土地を歩くのは結構好きかも、と思いながらぐるっと歩いてから思い立って近くの博物館へ。
前も書いたかも知れませんが、博物館って結構大事な場所だなって改めて思いました。
デートスポットとか家族の行楽スポットって意味でも大事なことかもしれませんが、歴史の物証を展示する場所って意味でとても意義のある場所だな、って思うのです。
私たちは「今、この場所」にしかいませんので、日本や世界の「歴史」なんてのは「ということがあったらしい」という形でしか知り得ません。
もし仮に、教科書が、テレビや新聞が、大学の偉い先生方が、一丸となって大嘘を書いていたとしても、私はそれが嘘か本当かわからんのです。
でも全国に点在する博物館や資料館が、その部分部分の物証を管理して展示している。
その壮大なストーリーのどこかの1ピースの裏付けとして提示している。
私たちは、(その気になれば)吹き込まれてきた「歴史」の確からしさをこのような博物館や資料館を巡って一つ一つのものの真偽を見極めることで検証することができる。
言うは易く行うは難しですが、少なくとも、検証する道がある。
本当に切羽詰まった状況になれば、「どこそこの博物館(資料館)に展示されている○○の真偽を確かめよ」と要求することができる。
これが非常に大事だな、と。
だから、もし仮に博物館や資料館が減っていったら、きっと市民社会的にかなりやばい状況だと思う。
ってか、市民社会の息の根が止まる寸前に起きる現象だと思う。
デートスポットや行楽スポットが減るどころの騒ぎではなくて。