いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

夜の考えごと

更新します。

 

今日は経済にまつわるお話。

 

といっても、専門家でも何でもないからテキトーに。

 

もう、3月に入ると研究室内は就活の話題でもちきりです。

噂が飛び交い、ESが飛び交い、就活生が飛び回る忙しい時期になっております。

 

さて、私はそんな光景を眺めながらいつものように、1人の世界に入って考えるワケです。

 

 

私がまだ大学に入りたてほやほやだったとき、人生初バイトで派遣のお仕事でいろんなところに飛び回ったのですが、一番印象に残ったのがレジャー施設の草刈り。

 

派遣の仕事って、まぁ色々な種類の人が働いていて、私のようなひよっこ大学生から50過ぎのおじさん、年齢不詳の女の人まで、そら、もう、いろいろいました。

 

んで、草刈りの現場では、4、50歳くらいのおじさんが3人くらいと、私を含むひよっこ大学生が3人くらいが集められた。

 

当初は、3日間草刈りをする予定だったらしく、そのうちの前2日間が私の出勤日だった。

 

そのときは夏場で、かんかん照りの中、黙々と作業をした。

まぁ、私は内向き人間なので(?)、誰とも話さず黙々と単純作業に勤しむことがあまり苦ではない。

 

黙々、もくもく、モクモク、mokumoku ♪

 

と作業するうちに段々調子が出てきて、かなりのハイペースで雑草をむしり取り、みるみる辺りがキレイになっていった。

 

そんなこんなで、1日目が終わり、2日目も午後にさしかかった。

 

さすがにしんどかったので、ぼちぼちサボりながらもやっていたら3時頃、「今日はもう終わり」との声が。

 

予定の時間より2時間ほど早い。

しかも、まだやり残している場所があるのに。

 

(ま、疲れたし、いっか。)

 

ということで、帰宅。

 

休日で自宅にいた父にそのことを話すと

 

「そりゃお前、そんなに頑張っちゃダメだよ。その仕事で食ってる人の仕事を奪うことになるだろ?時間で働く仕事はな、予定より遅くても早くてもダメ。予定通り、ぴったりに終わらせなきゃ、ダメだ。」

 

 

その当時、「仕事を頑張るな」という忠告にえらくびっくりした気がします。

純粋無垢な私は、勉強・仕事は頑張るものだと思ってましたからね。

 

 

 

そんなこともあり、「仕事って、結構矛盾したものも多いんじゃないかな〜」ってたまに考えたりするんです。

 

効率至上主義の世の中、会社で一番褒められる仕事は、「現在、未来にわたって、会社の仕事に携わる人を減らす」ことだと思うし、それは究極的には「自分がいなくても、その仕事が未来永劫回る仕組み」を作ることだったりするんじゃないかな。

 

みんなで協力して頑張って、頑張って、頑張って、遂にそんなものを作りあげたとしたら、雇い主はとっても喜ぶでしょうね。

そして、すこしだけ臨時ボーナスを与えられて、笑顔でバイバイされるんじゃないかな。

 

実際はそこまで単純な話でもないんだろうけど(というより、違っていてほしい)、傍からざっくりと見て皮肉たっぷりに表現すると、そんな風に見えなくもない。

 

 

なんかね、「経済戦争」って言葉の意味がだんだんわかってきた気がするんだ。