いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

寝ぼけ眼で書いてみた

もういっちょ投稿。

 

最近、周りが次々にiPhoneに替えはじめていて、それで思ったことについて1つ。

 

新しいiPhone指紋認証の機能が追加されたみたいで、知り合いがその設定とか色々やってるところにたまたま立ち会った。

 

知り合いが、iPhoneの丸ボタンをしきりにタップして登録する指の指紋を認識させていた。

 

画面には、指紋がどの程度認識されたかを示す指紋ゲージ (?) が表示されている。

 

ほうほう、こうやって徐々に指紋を認識していくのか。

 

 

などと思っているうちに登録が完了した。

 

試しに私の指でロック画面の解除を試みたが、当然、はじかれる。

 

ただ、ロック画面は指紋認証の他に従来の暗証番号方式でも解除できるようだ。

 

私 : 「へぇ、すごいね。でも、ロックの解除方法が2つになっちゃったら、むしろ、解除されるリスクが増えちゃうんじゃないの?」

知り合い : 「確かにそうだね。でも、指紋認証だけじゃ指を怪我したときに解除できなくなっちゃうよ?」

私 : 「確かに。」

知り合い : 「でもまぁ、指紋のデータが盗まれるリスクがあるから、無くてもいい機能かもね。」

 

ここで、ふと思った。

これ、かなりヤバい機能じゃないか?

 

暗証番号は変更可能だけど、指紋は変更できない。

もし、自分の氏名などの個人情報とセットで指紋の情報が流出したら、セキュリティ上重大な穴が空くことになる。

 

もし、生体認証が個人を識別する主要な手段になったら、銀行口座からスマホまで、何から何まですべて共通の鍵 (上の場合は指紋だが) を使うことになる。

 

一度どこかで指紋の情報が漏れたら、全ての鍵が世間に流れることになる。

 

私たちが持っている指紋パターンの種類は、暗証番号の組み合わせより遙かに少ない。

登録する指紋を変更するチャンスは、暗証番号より圧倒的に少なくない (かといって、暗証番号がセキュリティ上強いワケではなさそうだが) 。

 

どんなソフトが動いているのかもわからず、得たいの知れないスマホなんかに不用意に自分の生体情報を入力していいのだろうか? (スマホやらパソコンやらはもう見馴れてしまっているが、得たいの知れないモノであることには変わりない)

 

いつどこで、自分の情報が抜き取られるかわからない。

いつ、自分のスマホがスパイになるかわからないのだ。

 

 

 

どうやら、セキュリティ技術が向上すればするほど、私たちは丸裸にされていくようです。