おまけの記事
思わず更新。
ゲームに戻ろうと思ったら、かけてたラジオから「日本の借金を後世に残しちゃだめなんだ!」というパーソナリティの声が聞こえてきた。
それで思い出したことをおまけで更新します。
えーっと、日本って借金まみれですよね。
でも、アメリカだって借金まみれですよね (たしか) 。
EUも最近、借金でえらい目に遭いましたよね (今も?) 。
そこで私の素朴な疑問。
世界中のお金をかき集めたら、世界中の借金は消えるのでしょうか?
仮に、借金が消えるとして、未来永劫その状態は続くのでしょうか?
いつか、 [世界中のお金] < [世界中の借金] の状態になることはないのでしょうか?
しがない理系の大学院生ですので経済のことはわかりませんが、経済システムにおいて借金の複利に十分対抗できる利益の創出方法は確立されているのでしょうか?
借金は時間で増えます。
だから、金貸しは時間が経てば含み益は増していきます (含み益というのがくせ者ですね) 。
不労所得は同じような儲け方でしょうが、その他は違います。
不労所得以外は労働しなければ利益を生めません (当たり前ですが) 。
利益を生むために努力が必要なのです。
もし、世の経済システムが借金の複利に対抗する利益の創出方法が労働所得であるのならば、借金というものは構造的に増え続けるように宿命づけられているのではないでしょうか?
努力をしなければ増えないモノと、努力せずとも増えるモノ。
個人的にはこれでは勝負にならない気がします。
そしてこのように考えると、もう1つのことに思い当たります。
お金は中央銀行が創るモノなのだろうか?
たしかに、紙幣を発行するのは中央銀行です。
ただ、上記のような考察をもとにすると、お金の創造を支配的に行っているのは借金の複利な気がしてならないのです。
「借金がどんどん必要なお金を要求するから、中央銀行が慌てて紙幣を発行する」というような構図が浮かんでくるのです。
この認識、どこかに穴があると思います。
何せ、私には経済についてまともに勉強する機会は作ってきませんでしたから。
ただ、今のところ、この仮説を否定する要素 (知識?) が見あたりません。
誰かご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えて頂けませんか?
この仮説が否定されれば、将来に関して多少は安心できるのですが。