火が付いてしまったのでもう1本 (いや、2本かも) 。
前回の記事で紹介した本の著者と何となく考え方の方向性が同じように感じた。
でも、彼の本はこの本が (たぶん) 初めてである。
では、私の考えは誰の影響を受けているのか、ということを考えてみた。
まずは、内田 樹さんでしょう。
高校生の頃から数年前までかなりの頻度で内田さんのブログを読んでいた。
本も何冊か買って読んだりした。
内田さんの本で紹介された本も何冊か読んだ。
最近は、何となく考え方にずれを感じ始めてブログから遠のいているが、私の考えのベースは間違いなく内田さんの考え方である。
次に、森 博嗣さん。
小説を書かれているけれども、小説の方は『スカイ・クロラ』シリーズしか読んでおらず (あ、『すべてがFになる』も読んだわ) 、森さんが書かれたブログのまとめ本やらエッセイやらをひたすら読んだ。小説は本人も『スカイ・クロラ』シリーズが一番気に入っているみたいなので (というか、私は自身の実感や思想・哲学を最も正直に表現した作品だと推測している) 、他は読まなくて良いかな。
森さんの考え方は、自分とはある部分ではだいぶ異なる方向を向いていたが、それでも「そうか、そんな考え方もあるのか」という驚きがあってとても楽しい。
内田さんも森さんも学者さんで (とはいえ、かなり畑違いだが) 、少なくとも私には、文体に共通した何かを感じる (わかりやすい所では、お2人とも「これは良い悪いではなく、そういうものなのだ」的なことをよく書かれる。当時の私にとってはこの表現がけっこう新鮮だったけど、この表現は知的な人にとっては自然と出てくる言葉なのかな? 笑) 。
最後は、ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィさん。
だいぶ前の記事で紹介した『一般システム理論』の著者。
この本は本当に衝撃だった。
世界の見方をガラっと変えられた。
たかが読書でこんな経験をするのか、と驚愕した本です。
この本に書いてあることも、書いてないことだって、気付くことができた。
本の力を実感した本です (その昔、為政者が焚書をしたのは本にこんな力があるからなのですね) 。
私の考え方にどうのような影響を与えたのか、という具体的な部分は、色々ありすぎて (そしてお互いが絡み合いすぎて) 私には表現できません。
このお3方が私のものごとの考え方におけるお師匠さんたちです。
まぁ、自分なりにくみ取れるところだけをくみ取って,あとは他の方の考え方を切って貼ってして、自分でアレンジを加えているので、お3方とは違った考え方になっていると思われますが。
あとは、現実世界のお師匠さんからも影響は受けていますね 笑
ただ、ものごとの考え方に対する影響はそこまでないかも。
その他のところではだいぶ影響受けてます (仕草とか口癖とか 苦笑) 。
みなさんは、自分のお師匠さんを何人お持ちですか?
【追記】
この話題自体が、内田さんのパクリです 笑