前々回の続き
前々回の記事から思いついたこと (それにしてもよう書くな〜)。
少子化対策だなんだってありますけど、きっと社会全体が人を求める世の中にならないと人口って増えないんでしょうね。
求めるって、「あぁ、誰かこれやってくれないかな。人手が足りねぇや、くそっ」って類の動機で求めるであって、「あぁ、買ってくれる人が増えないかな」っていう類の動機ではないだろうな。
もちろん、いろいろな現場では大いに「人手が足りねぇ」感はあると思います。でも、「最小労力で最大利益」という種類の効率を指向する組織の場合、前述の通り、人は「いなくなって欲しい」存在なのだと考えられます。
だから、少子化が進むのではないか?
この世の中の動きは社会システムの要請に答えているのではないか?
構造 (社会システム) が機能 (少子化という現象) を生み、機能が構造を変える。
少子化という現象は社会システムの自己調整機能みたいな感じなのかもしれませんね。
そう考えると、前々回の記事の結論になるのではなく、「そういうものだ」という善悪・優劣をつけないニュートラルな結論になるのかな。
とはいえ、世界では人口が増え続けていますからまだまだ「人が足りねぇ」感があるんでしょうね (もっとも、増える要因もこんなに単純じゃないでしょうが)