大根煮ながら書いてみた
更新です。
今回の話題はこれ↓
「文化は『指差すこと』?」
はい。
じゃあ、元ネタ!
theta-proto.hatenablog.comはい、自分の記事。
いや、上の記事を書く少し前にぼやーっと考えていたことなんですが、
「ヒップホップとかR&Bって、すごい文化的だなぁ」って思うんですよね。
そのココロは、「過去の作品を参照しながら新しい作品を作る」って意味。
音楽では、サンプリングという形で分かる人にははっきりと分かるように過去の作品を使うこともありますし、既出の作品(群)の雰囲気に強く影響を受けて、似たような雰囲気を漂わせた作品が「出来てしまう」という形で過去の作品を使うこともあります。
私、創作活動のこういう性質って、文化を文化たらしめるものだと思うんですよ。
同じような形式は、映画でも、本でも、webサイトでも、プログラミングでも言えます。
映画では、構図やストーリー展開や台詞で、
本では、引用文献で、
webサイトでは、リンクで、
プログラミングでは、webに浮遊するスクリプトの「コピー&ペースト」で、
過去の作品を使います。
まぁ、同じことは「家系」にだって言えますけどね。(その場合、「作品」ではなく「人そのもの」ですが。)
新しい作品はどこかに(陽にか陰にかはわかりませんが)過去の作品に対する「指差し」が含まれている。
そこから、形式(典型?)がなんとなく定まり、いつしか「型」となる(のかなぁ?)。
ビジネス用語には「デファクトスタンダード」なんて言葉がありますが、これって、実はとっても原始的な現象ですよね。
こういうことに思い至ってから、「あ、こういうものを『文化』って言うんだろうなぁ」なんて思ったのでした。
追伸:
あ、数年前に「パクリの経済学」的な本が出てましたよね。
ちょっと探して読んでみようかな。