本の林:「33歳で資産3億つくった僕が43歳であえて貯金をゼロにした理由」 午堂 登紀雄、日本経済新聞出版社
【連想する本】
なし
この本を見つけたとき、3億円をどのように使ったのか興味が湧いたので買ってみました。
結論、イマイチよくわかりませんでした 笑
なんとなく、「起業したり不動産を買ったりしたのかなぁ」という感じ。
ざっくりでもいいから3億円の使い途の内訳があると面白かったなぁ。
ただ、やっぱり「お金」が絡む本って、つまるところ「時間」をどう使うか、という話に落ち着くんですよね。
これは投資本でもそうなのですが、お金って単体で存在しているというよりも、時間と表裏一体のところがあって、時間の堆積物がお金という面が大いにある。
だから、お金を大切にする人は自分の時間を大切にして、自分の時間を大切にする人は周りの人の時間を大切にする。そういう人は、結果的に自分の人生が豊かになる。
そんな感じでしょうか。
私のアンテナに引っかかった一文をご紹介
先ほど、「自分から誘った飲み会の費用は全額自分持ち」ということを紹介しましたが、僕はこれをポリシーとしていて、自分から誘っておいて「ワリカン」はしないようにしています。
というのも、 誰かを誘って来てもらうということは、その人の大切な時間を自分との食事のために使ってもらっているということ。だから飲食代を持つことは、そこに対する敬意を表すことでもあると考えているからです。
また、会計のときに相手が払うと言っても、「ここは僕が」「いや僕が」とやるのではなく、素直にごちそうになります。
借りができたから、次はそれを返すチャンスができたということ。これは「関係を一度で終わらせない」という意味。
なるほどね。