【連想する本】
■「この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた」 ルイス・ダートネル、河出書房新社
この本の概要を書こうと思って気付きましたが、つい一週間ほど前にけっこう面白く読んだ本なのに、正直あまり内容を憶えていない 苦笑
印象に残っているのは、「今の時代の繋がりには換金可能な価値がある」という考え方と、「準備をして、電車が来るのを待て」という(私には)独特な例えで説いた起業の心得です。
ここ数日、起業家のようなバイタリティのある(アニマルスピリッツっていうんですかね?)人の本を読んでますが、そういうジャンルに手を出すきっかけになった本です。
皆さん未来に対してかなり明るい展望をもっているので読んでいて前向きになれます。こういう人たちの本もいいですね。かなり前向きになります。
改めてこの本をパラパラ見てみると、国家とか貨幣とか権力とか、壮大なワードが入ってきます。
正直、並行して読んでいた下の本と記憶がごっちゃになってます。。
これも、サプライチェーンという価値創造の繋がりの重要性とその繋がりをめぐる国家や都市の争奪戦に関する話題を扱っていて、なかなか面白い本です。(読みかけですけど)
さて、改めてタイトルの本ですが、これを本を読んで改めて感じたことは、
「やっぱり、これからは持つ者と持たざる者の差がはっきり分かれるんだろうな」
ということ。
ここでの「持つ」というのは、権利とか繋がりとかそういうものです。
だから、私みたいな貧乏人がではたかが知れていますが、それでもできる範囲で「持っているだけで収益が上がるシステム」を作っていこう、と決意を新たにしました。
あ、あと、AIの話もありましたね。
AIは、
で触れた、「スマートなギリシャ時代」における奴隷の形で使いたいですよね。
ただ、そういうときに
「この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた」 ルイス・ダートネル、河出書房新社
的な視点で戦略的に「最悪の事態」に備えられるかどうか、が大事だと思います。びっくりするのは、イギリスやノルウェーには破滅的な事態が起きたときに備えて種子貯蔵庫があるということ。核兵器なんかがこれだけ普及(?)してしまえば、考えれば当然のことかもしれませんが、でも、こういうことをしっかりできるって純粋にすごい。
ま、震災のときの原発事故の対応を見る限り、日本はやってないんだろうなぁ。
これは本ではないですが、ついでにご紹介
「大停電」 日食なつこ
音楽業界にはあの団体があるのでこれ以上は何も載せませんが、こういう尖った歌詞を書く人、好きです。
それにしても、起業家や経営者の本を読むと、起業も楽しそうですね 笑
無料版があるみたい。