本屋で気付いて書いてみた
更新です。
今回の話題はこれ↓
「読書本、流行ってるの?」
はい。
最近本の話題を頻発してます。何度目かの読書ブームが私の中で巻き起こっています。(それに引きずられてブログ更新ブームも巻き起こっています。)
今回のGWは、ひたすらに本を読み倒すことに決めました。
本は読めるコンディションのときに読まないと読みませんからね。(冗語)
ということで、最近はいつになく頻繁に本屋に通っています。今日も巡ったのですが、今日は
「読書についての本」
が目に付きました。
前からそういうメタっぽい本があるなーとは認識していたのですが、意識して本棚を見ると結構あるんですね。
帯に、「これからの時代は読書をしないと生き残れない!」的な煽りのコピーがあって、「なんだかなぁ。。」と思いつつ一冊手にとってみました。(今ごろ気付きましたが、あの手の本は出版業界がこれ以上衰退しないようにするための洗脳本なのでしょうかね?じゃあ、私もその洗脳作戦を援護しますよ。)
何冊かパラパラめくってみると、
「読書の習慣があるだけで10人に1人の逸材になる!」とか「月に4〜5冊は読め!」とか「本を買ったら近くのカフェで読め!」とか、なんともヘンテコなことが書いてありましたが、その中で
「1500円で人の脳みその中身が買えるのだからお買い得!」
みたいなことが書いてありました。
まぁ、これはその通りだなと思います。
案外、人とまじめなトーンで語るのって、現実には限られた人とタイミングでしかできないものですよね。重たいですし。
なので、金さえ出せば(しかも数千円で!)色々な人の「まじめ話」を確実に読めるっていう意味ではかなりお得だと思います。
エッセイや対談本を買うときは、脳みそを買うというか、著者との対談会の参加権を買うような感じでしょうか?
テレビ番組で言うと、「僕らの時代」の中に入って著者と語らう感じ。
最近はそういう本が好きですね。
本が「すごいな」と思うのは、自分が知っている文字の羅列で、自分が今までの人生で全く思い至らなかった概念や考え方を理解できたり、書き手の経験を追体験できること。
これ、非常に素朴なことで、あまりに素朴すぎて理解してもらえないかもしれませんが、読書でモノを知るって超常現象並みに驚きの現象だと思っています。(きっと古代ギリシャ人は驚愕したはず。)
そういう素朴な驚きを素直に楽しむだけでも、十分に有意義だと思いますけどね、私は。