いいかげん日記

思いついたことをただひたすら書き殴るいいかげんな日記です。

書いてみた。

更新です。

今回の話題はこれ↓
「経済について語るということ」

はい。
最近、国内の貧困問題について取り上げた記事を多く目にするようになりました。

貧困に至る理由は様々ですが、とても他人事ではないものも含まれていて、なんだか色々と考えさせられます。

これに関連して強く印象に残った気付きをひとつ。

もう半年以上は前になるかと思いますが、週末の朝にテレビを点けたら討論番組が流れてきた。

現役の政治家や閣僚が出てきて、今の政治的問題について識者と討論やつです。

それを見るともなく見ていると、どうやら社会保障政策について話しているようでした。

たしか「日本の借金と今後の更なる高齢化を考えると、社会保障制度のうち、どのコストを抑えるかが問題となる」のような話をしていたように思います。

その時、「あぁ、この人たちは今、経済の話を通じて、日本にいるどのカテゴリに属する人間の命を見限るか、について議論しているんだ。」と、気付きました。

その時になって、私はようやく、この手の議論における「経済」という言葉が「人命」をマイルドに表現した言葉だ、ということに思い至ったのです。


きっと、私たちが乗ってる船は、沈没寸前のかなり危ない状態なのでしょう(実感はないですが)。

だから、少しでも船をもたせるために「コストカット」の議論を通じて、船員の中の「誰の命を諦めるか」を真剣に議論し始めた。

それほどまでに私たちは追い詰められているのかもしれない。


そんなことを思いながら、テレビを消し、家を出たのでした。