書いたり消したり書いてみた
更新です。
今回の話題はこれ↓
「金持ち」
はい。
昨日の夜、とある番組を見て思ったこと書きます。
私ですね、前々から金持ちの方に興味がありまして(あら、皆さんも?)。
と言っても、どちらかというと、金に興味があるというよりも、金持ちの方がどのような考えをもっているのか、とか、どんな生活を良しとするのか、とか、そういうことに興味があります(まあ、金にも興味津々ですがね)。
今の自分とは別世界にいる人間の思考とか思想を知りたいんです。
でね、昨日の番組で金持ちの生活を垣間見られた気がしまして、ちょっと嬉しくなってこうやってせっせと記事にしているわけです。
まぁ、金持ちのお宅訪問的な企画だったらテレビ番組でもおなじみの企画なので、何度も見たことはあります(が、私のアンテナにはどうにも引っかかりませんでした)。
でも、今回のはそういう企画とは少し違って、「あぁ、(一代で成り上がった金持ちではなく)本当にお金持ちの家って、きっとこういうものなんだろうなぁ」って感じました。
たぶん、ハリウッドスターのような生活はしていないのでしょうね。
ぱっと見は、あっけないくらいに、普通の生活をしていると想像します(とはいえ、もちろん、家は何軒も所有しているでしょうし、一軒一軒の家はため息が出るほど大きくて立派なものでしょうが)。
普段食べるものだって、私でも1回や2回なら普通に食べられるようなものを食べているのでしょうし、旅行に行けば、平々凡々な庶民でも行く景勝地に行くのでしょう(いや、わかりませんが)。
きっと、形だけなら私だって金持ちと同じ体験を1回くらいマネできる(家とか車は無理だけど)。
庶民の生活と重なる部分は思っている以上にはあるのではないか、と。
でも、きっと、そのような体験に対する楽しみ方や感じ方はまるで違うのだと思います。
私が価値を見出せない文化財に対して実感をもって価値を認め、食べるものに対しても私よりも深い喜びをもって食するのだろうと。
そのような、上流の価値を提供してくれる人達(というのは、価値を共有する人達、ということだが)との幅広い親交があり、独特の文化を脈々と引き継いでいると想像します。
今から私が金持ちになっても、恐らく得ることができない感覚を、きっと彼らはもっているのでしょうね。
たぶん、庶民とは価値軸が全く違うから、自ら積極的に自分の現状を下々の者にひけらかすことはしないように思います(自慢で得られる優越感は、価値軸を同じくする人の中でのみ得られますので)。
そういう想像をしていますので、本当の金持ちは、飾らず、謙虚で、慎ましく「見える」ものではないか、と。
なんか、そんな人がテレビに出ていたので、初めてテレビで金持ちを見た気がしました。