今回普通に書いてみた
更新です。
今日の話題はこれ↓
「店員さんを活き活きさせる」
はい。
久々にちゃんとした(?)更新しましょう。
最近、強く考えていることがこれ。
例えば、髪を切りに行くとして、皆さんは美容師さんとおしゃべりします?
鬱陶しいなぁ、とか、つまらんこと喋らんでいいからさっさと切れよ、なんて思いながら適当にあしらっている人も結構いるのでは?と想像します。
私もついついやりがちなので、気持ちはよくわかります。
でもね、こういう態度をとる人って、買い物ベタだと思うのです。
結局、価格に見合ったサービス「しか」受け取れないから。
ちょっと想像して欲しいのですが、接客して楽しい客とそうでない客、どっちの客に「良くしてあげよう」と思うか。
きついクレームを言いそうな客とあんまり言いそうにない客、どっちの客が職業人として接しやすいか。
自分の仕事を喜んで受け取ってくれそうな客と文句ばかり言いそうな客、どっちの客にもっと仕事をしてあげたいと思うか。
店員さんも人間です。
こういう対称的なお客さんに接すると、振る舞いは当然変わってくるはずです。
やりにくい客には価格分の(ということは、必要最小限の)仕事を提供するでしょう(だって、それ以下なら即刻クレームだし、過剰なサービスで反感を買うなんて馬鹿げてる)。
でも、好ましい客には+αの仕事を思わず出してしまう。
この思わず出してしまう規格外のサービスをどれだけ引き出すことができるか、これが客としての腕の見せどころだと思うのです。
そこで私がとる手法が、「店員さんを活き活きさせる」なのです。
美容師さんを例にとれば、美容師さんが活き活きと話をしながら作業できる流れを作る。
驚かせようとしていれば、(多少大げさに)驚くし、笑わそうとしていれば、笑うのだ。
そうやって美容師さんを主役にしてしまうと、どんどん話をしてくれる。
そして、美容師さんがあまり商売トークっぽくない話をチョロチョロと挟むようになる。(人って、自分が話してて楽しい状態になると、誰でも子供っぽくなりますよね。「ねぇねぇ、聞いて聞いて!あのね・・・」って感じ 笑)
そうすると、話は本当に面白くなるし、「セットはこうすればもっと良くなるよ」って丁寧に説明してくれたり、「まぁいいや、これはサービスね」なんて言ってくれたり、とにかくどんな形であれ、規格外のサービスを思わず出してくれるようになるのだ。
しかも、この規格外のサービスを引き出すために、こちらは自分のことをあまり話さなくていい上に、話を続けるための努力をしなくても良いのだ(ここが内向き人間ならではの技である)。
ただ豪快に反応するだけ。
話が途切れても次の話題を考えたりしない。
ただし、美容師さんの切り出す話題には最大限乗って、期待している反応をしてあげる。(経験的に、期待と「ちょっとだけ」ずれた反応が好ましいようである)
そして、してくれた仕事に対しては、(特段の不満がなければ、多少食い気味に)「OKです!ありがとうございます!」と即答する。
こうやって終始、美容師さんに嫌な思いをさせない。
これを何度も何度も積み重ねると、確実に効果が出てくる。
そして、こっちも行くたびに楽しくなるのだ。
結局のところ、客も店員にサービスすると、結果的にお互い楽しい時間を過ごせるみたいですよ(私が最終的に言いたいのはこれでした)。
以上、最近の発見でした。