「大人」について。
前にも同じような話題を出した気がしますが、もう1回書いてみます。
ひとつ前の記事とも関連しますが、大人の大人たる振る舞いの中に、ポジション取りの発言ってのがあると思います。
というのは、自分の気持ちや性分とは関係なく、その人の役割を果たすためにする発言のこと。
自分でもできないであろう事であっても(あるいは、同じことをするであろうことであっても)、問題としなければならない言動は指摘して、厳しく叱責しなければならない、とか。
とにかく、自分のことは棚に上げてやらなきゃならないことって大人にはとても多いと思います。
叱責される方はされる方で、そのことを理解した上で批判を甘んじて受ける。
こんなコミュニケーションが大人なんじゃないかなぁ。
「お前だってできねぇじゃねぇか」みたいな反論って強いですけど、大人げない気がします。
例えて言うなら、核保有国に向かって核兵器を本当に使っちゃうみたいな。
それ言ったら全部自分に返ってくるよ、って感じ。
だから、羽生くんの演技の中継でコメントした人達が、感情のままに発言したのなら、それこそ大人げないですし、ポジション取りの発言なら、そういう優先順位を持った人だということを表明していることになる。
と、思いますよ。
私は。(というポジションを私は取ります)
こういうこと書くのも大人げないね。。。