更新します。
書きたいことがあるのに、なかなかまとまらずに書きあぐねているフラストレーションを別のこと書いて解消します。
さて、今ぱっと思いついた私事を1つ。
私、小さい頃から一人でいることが大好きな人間です。
自分自身のこの性質については、プラスの感情もマイナスの感情も抱いていませんが、一般的にはマイナスのイメージを持たれるのでしょう。就職するときなんかは大きなビハインドになりそうです (あーあ) 。
で、そうは言っても私は人間である以上、少なからぬ時間を他人とのコミュニケーション (つまり、会話かな) に充てなければ生きてゆけない。
もう1つ、私はとても面倒くさがりだ。
この2つの性質が合わさると、必要最小限の労力で他人とのコミュニケーションを (見かけ上) 円滑に進める解を探さねばならない。
そうすると、私のコミュニケーションのスタイルは自然と「相手の話を聴く」というものに落ち着く。
私はただ質問をして、相手に答えてもらう。
質問は、語数が少なくて済む。話すストーリーを組み立てなくて済む (こんなだから話し下手なんですが 笑) 。
その割に、相手がお喋りな人なら退屈しない。
私が人と繫がるもっとも省エネな方法だ。
でも、「ただ話を聴く」だけではダメ。
この方法でより確実にコミュニケーションを円滑に見せるためには、相手にこちらの「リアクション」を返すことが必要である (これ、なんか「会話力を上げよう」みたいな主旨の本に出てきそう) 。
といっても、それはとても簡単で、相手の顔を見ながら話を聴き、「笑う」と「相づち」と「オウム返し」をすればだいたいはうまくいく。これ、全くもって頭を使わないのに効果は絶大である (すばらしく省エネ) 。
そんなこんなで、幼い頃からこの手法に磨きを掛けて、わりとつつがなく今までやってきたのですが、最近気付いたことがあります。
相手の話に対して、少々オーバー気味に笑い、「すごいなぁ!」とか「いいなぁ〜」というプラスの意味を含む相づちを使うと、相手の会話が断然面白くなるということ。たぶん、こう感じることができるのは、私の性質に依るところが大きいと思いますが、こうするとたいてい人は楽しそうに自慢話 (もしくは、鉄板ネタ) を始めます (私は、他人がどんなに (世間一般に言われる) すごいことや羨ましいことをしようと基本的には興味がないので、他人の自慢話で「ちっ、自慢かよ」とか、そういう感情は生じません。ただ「楽しそうに話してるからなんだか楽しいなぁ」とか、「お、この人、だんだん調子が出てきたなぁ」と思うだけです。) 。
そして、その後も親しげに話しかけてくれるようになります。
たぶん、自分の明らかな自慢話を (たとえ、見かけ上であっても) 掛け値なしに受け入れてくれると、もっと自分を出してくれるのでしょう。このプロセスは結構楽しかったりします。そして、勢いに乗ると、その人の考え方だったり、私の知らない世界について色々と語ってくれます。これは、私の大好物なので (まぁ、そういう意味では他人に興味津々ですね) 、私にとってはとても創造的な時間です。
こんな経験を踏まえて、前回の記事のようにブログの世界を眺めると、「承認は創造を生み、批判は論理を育てる」のかなぁ、なんてぼんやり考えています (発言がおじいちゃんみたい) 。
でも、たぶん、こういうのってどんな集団にも通用する法則だと思うんですよね。
お互いに承認と批判を使いこなせるような「まとめ役」がいれば、きっと良い仕事ができる集団になると思うんですよ。
青臭い考えですかね? 笑