早朝から更新です。
この時間の更新は、私が寝ちゃいけない状況にあることを示しています。
まぁ、そんなことは置いておきましょう。
さて、今回は最近気になってることについて。
いつだかの記事にも書きましたが、私は「なんとなく○○」という気持ちの力は自分自身の見積もりより遙かに強い力だと信じています。
ごくたまに、「面倒臭いは理由にならない」というセリフを見たり聞いたりします。
でも、「面倒臭い」は、世の中の「行為を行わない理由」の中でも最も多い理由なのではないかと推察しています。
人間はそこまでロジカルな生き物ではないでしょう。
私たちはたぶん「なんとなく○○」という気持ちに支配されて行動しているのだと思います (根拠はありませんが) 。
ただ、この「なんとなく○○」という気持ちはどうすることもできない訳ではなく、ある程度制御することは可能なのでしょう。
その制御方法の1つが「言葉」じゃないでしょうか?
(いわゆる「言霊」というやつでしょうかね?)
少し前に、「言葉の力なんて信じない」という主旨の記事を読みました (出典は憶えていないので示せません。すみません。。。) 。
この記事の内容は詳しく憶えていませんが、読み終えて「少し意外だ」と感じたことは憶えています。
私は、言葉が人を動かす力を持っていると信じて疑わなかったのですが、その記事の著者は私と真逆の見解を示していました。
私にとってはとても新鮮な意見だったので、その後、少し自分の認識を点検してみたのですが、やっぱり私には言葉に力があるように思えるのです (根拠も何もありませんので、そのブログの著者とやり合うつもりは毛頭ありません) 。
誰かが言った言葉で聞いた人が「なんとなく」その気になることもあるし、言った本人が「なんとなく」手持ちの認識に確信を持ったりする。
これは、一回ではたいした効果がないかもしれないけれど、回数を重ねるととても強い「意志」になり、「行動」として顕在化する。
言葉の力は受け手だけじゃなく送り手にも及ぶものです。
インターネットの時事ニュースには読者のコメントが載るようになりました。
匿名で投稿できるものも、facebookなどと連携して (基本的には) 実名で投稿するものもありますが、かなり乱暴な言葉が乱れ飛んでいます。
これは「とても危険な兆候なのでは?」と一人密かに心配しています。
利用者が非常に多いポータルサイトにニュースと共に乱暴な言葉が並んだページがある。
これは、ニュースを読む人が、不必要に乱暴な言葉に晒される。
そして、乱暴な言葉は「なんとなく○○」という気持ちを動かしやすい (何度も書きますが、根拠はありません) 。
システムが悪い云々という話ではなく、ただ、現状がとても危なっかしいなぁと思うのです。
たぶん、みなさんが思ってるほど、言葉の力は弱くありませんよ。
まぁ、杞憂だといいのですが。。。